下準備もせず「好きなことで生きていく」のは無理。甘い言葉に惑わされるな

下準備もせずに「好きなことで生きていく」のは無理。甘い言葉に惑わされるな

ホシタニです。

以前に軽い気持ちでこんなツイートをしたところ、思った以上に伸びました。

結果を出した、または長年結果を出し続けている方々を見て感じていたことです。

そして思うのです。

肝心な部分を省略して無垢な若者をその気にさせるのはいかがなものか、と。

せっかくなので記事にしちゃいました。

省略された言葉に気が付かないうちは「好きなことで生きていく」のは無理

省略された言葉に気が付かないと「好きなことで生きていく」のは超難しい

例のツイートをしてから、偶然すごい記事を発見しました。TLに流れてきたんだったかな。

タイトルを見た私「あ~…わかるけど、わかるけどさぁ…せめて卒業してからでも遅くないんじゃないかなぁ。ちょっともったいないよ!」

気になったので読みました。
» 大学をやめて,フリーランスとして生きていくことを決めました | ロボット・IT雑食日記

記事を読んだ私「あっこの人辞めても全然問題ないわ、むしろ辞めてチャレンジした方がいいやつだこれ」

彼のブログから引用しますね。

ここで勘違いして欲しくないのは,『状況が整っていない状態で安易に色々なものから逃げる選択肢を取るべきではない』ということ.

ブロガー界隈にいると,『気軽にやめちゃって大丈夫だよ!』的な発信内容をよく見ます.

ただ,学校や会社をやめると普通に苦労することになると思います.

僕の場合は上記のように収入源を確保した上で,潰しがきくプログラミングというスキルを持っていたからサクッとやめることができました

大学をやめて,フリーランスとして生きていくことを決めました

ほんこれ。

ここまで出来てる人なら、家族も周りも反対しない。むしろ応援してくれますよ。実際に迫さんの周囲は応援してくれてるみたいですし。

この記事読んで心から思いました。「あぁ、これだけ準備をしっかりしてきた人なら成功するわ」と。

でもね。これ。
実際に出来てる人って少なくないですか?

「好きなことで生きていくぜ!」って息巻いてる人でね、失敗したときの保険、下準備、複数の収入源…ここまで用意してる人ってどのくらいいます?

決して、多くはないと思うんですよね。というかここまで下準備やってきた人なら仮に失敗してもいくらでもやり直せる。強い。

けど、現実はそうじゃない。一度の失敗で立ち直れないくらいのダメージを負うこともある。そういう人は、往々にして「好きなことで生きていく」という言葉だけをそのまま鵜呑みにしてるんですよね。

それじゃあうまくいかないよ…。

失敗を避けるために最低限やっておくべきこと

  • 複数の収入源を確保する
  • 貯金(生活用と緊急用)

これで十分かなと。もっとも、これを達成するまでが一番しんどいんですけどね。そして難しい。

一人暮らしなら、月20~30万円をコンスタントに稼げること。かなり余裕をもたせた数字にしてます。ギリギリだと精神的につらいので。余裕大切。

次に、「生活用の貯金」と「緊急用の貯金」を分けておくこと。これは絶対あった方がいいです。収入がなくても数ヶ月~1年くらいは問題ないお金の確保。これはあえて説明する必要もないでしょう。

重要なのは、緊急用と分けておくこと。自分や家族が急な病気になったり、事故に遭ったりといった万が一の時のみ、使っていいお金です。生活費とわけておかないと、つい使ってしまいますから。

成功してる人ほどちゃんとしてる

複数の収入源の確保、いざという時のお金の用意。これ、本当に「好きなことで生きていく」を実現させている人ほどきちんとやってます。

でも、それを言わない人も多い。なぜか?

推測ですが「それが当たり前」と思ってるからかと。

収入源を複数持つこと、ある程度のお金を貯めることってやっぱり大変ですよ。けど彼らにとっては違う。

目標達成に必要なプロセスと割り切っていたり、その過程自体を楽しんでいたりするんですよね。

または、謙虚。「これくらいわざわざ言うほどのことでもない」と考えているからこそ、声を大にして言わない人もいると思います。

逆に言うと、本気で実現させたいことがあるなら、自然と下準備をしているということ。

考えるより行動、動かないと意味がない。これは真理です。

かといって、何も考えず、下準備もしなくていいというわけではないんですよね。ここを履き違えてしまうとそう遠くないうちに地獄を見ます。

お金に余裕がないと「好きなこと」に没頭できない

例えば、私がお金を貯めて購入したいと思ってる機材。

結構お高いです。諭吉さんが10人以上必要。液タブはアナログで絵を描くよりはずっと安上がりなのですが、どうしても消耗品は発生します。なので機材を買って終わり、ではないのです。

また、絵や漫画を描くために資料が必要です。ネットにある画像のトレスとかもってのほかですし。必要な資料は揃えないといけない。

ほかにも、目にやさしいライトとか、腰に負担がかからない椅子とか、環境を整えるためにはお金がどうしても必要です。もちろん、削れる所は削るべきですけどね。

脱線しましたが、好きなことに没頭するためにもある程度のお金は必要と言いたかった。

そして、投資しないと自分が伸びないです。好きなことを極めるためにはお金はどうしても必要です。オリジナルの商品やサービスを作る、知識を得る、アウトプットするにしろ。

お金をかけた分だけ必ず伸びるとは言い切れません。それでも、必要なことにお金を注ぎ込めなかったら、伸びるものも伸びないです。これだけは言えます。私自身、まだお金に余裕がないからです。

今は切り詰めるところを切り詰めて、少しずつ勉強や趣味に充てているところ。このブログを書いているのも、お金を稼ぐことが目的のひとつなので。

「好きなことで生きていく」ならそれ相応の準備が必要。でないと成功は難しい

「好きなことで生きていく」ならそれ相応の準備が必要。でないと成功は難しい

本っ当に大事なことなので何度でも言います。

お金に余裕がないと、好きなことで生きていくのは難しい。

正確に言うと、「お金の余裕を生み出すことすらできない人」が、好きなことで生きていくのは難しい、です。

本気で実現させたいなら、すでにそのために動いているはず。まずは環境を整えるために。

それすらもできない、無理だというのなら…あきらめた方が幸せに過ごせると思います。勢いだけで成功した人はいませんからね。そう見える人でも、わからないところで色々してるんですよ。本人が努力と思ってないだけで。

「好きなことで生きてもいないクセに、偉そうに言うな!」という意見はごもっともです。

ただ、私自身が好きなこと(=絵や漫画を描く)で生きていきたいから、そのために必死で動いてます。まずは必要なお金を用意するしないと始まらないから。

だから言うんです。せめて下準備ができる人でないと、大変な路なんです。心地いい言葉でその気にさせて、甘い考えのまま大失敗させる。この方がよほど無責任だと思います。本当に。

この記事を読んで、「うぅ、自信ないかも…」と感じたなら、一度よく考えてください。本当に実現させたいことは何か。

「それくらいなんぼのもんじゃーい!」という気骨ある方は、信念のまま進んでください。一念岩をも通す、ですから。