休職のすすめ~給料の6~7割分は傷病手当金でカバーできます~

休職のすすめ~給料の6~7割分は傷病手当金でカバーできます~
限界で休職したい人

限界ギリギリの人「もう限界。とてもじゃないけど仕事ができる状態じゃない。けど休んだりしたら周りに申し訳ないし、これ以上休むわけにもいかない…どうしよう」

結論から言います。まず休職しましょう。これ以上無理をしたらあなたの心も体も壊れてしまいます。

私は体調を崩して1社目は半年、2社目では1ヶ月休職したことがあります。実際に休職を経験した後の考えがこちら。

傷病手当金を受け取りつつ、体調の回復に専念できる。これが休職する最大のメリットです。実際に休職した時の経験は【復職に向けた休職中の過ごし方】療養→生活リズムを整える→リハビリがベストにまとめました。休職することに不安がある方は一度読んでみてくださいね。

1. 休職を後ろめたく思う必要はない

休職を後ろめたく思う必要はない

まず、大前提から。

あなたは悪くありません。社員が体を壊してしまうような会社の仕組みに問題があるだけです。だから、あなたが責任を感じる必要はないんです。休職を後ろめたく思う必要もありません。堂々と休んで、治療に専念していいんです。

周囲の方に申し訳ない、という気持ちもあると思います。自分の場合はうつ病でしたので、休職することへの罪悪感・申し訳なさでいっぱいでした。「気にするな」と言われても、簡単に割り切れませんよね。

なので、こう考えてみてください。

このまま無理して仕事を続けても、もっと体調が悪くなるだけ。治るまでの時間もずっと長くなる。

今のうちにしっかり休もう。きちんと治療して元気になって、仕事でしっかり返そう。

1ヶ月治療に専念するだけでもかなり体調は楽になります。何より、休職するのが早ければ早いほど、その分回復も早いです。

もし心無い言葉を言われたら、【仕事を辞める前に】今すぐできる5つのこと 5. 心無い言葉を聞き流すを参考にしてくださいね。聞く価値はゼロですので。

休職するデメリットは少ない

実際に休職して感じたデメリットは「報告するまでが気が重い」くらいでした。直接会社に行かなくても休職はできます。パワハラ上司に報告や電話をしなくても大丈夫だったのでホッとしました。

もちろん復職時への不安はとても大きかったです。※この点に関しては対策を別記事にまとめます

経験上、休職することのデメリットよりも傷病手当金を受け取りながら治療に専念できるメリットの方がはるかに大きかったです。

それでは、傷病手当金の説明を。

2. 休職中は傷病手当金を受け取れます

傷病手当金

病気やケガで会社を休んだとき | 全国健康保険協会にあるように、以下の条件を満たせば傷病手当金が支給されます。

・業務外の病気やケガで療養中であること。
・療養のための労務不能であること。
・4日以上仕事を休んでいること。
・給与の支払いがないこと。

Q1:被保険者が、病気やケガで仕事を休んでいます。健康保険から給付がありますか?

※細かい条件があるので必ず公式ホームページで確認してください。

支給額は以下のように計算します。

1日当たりの金額:【支給開始日の以前12ヵ月間の各標準報酬月額を平均した額】(※)÷30日×(2/3)

(支給開始日とは、一番最初に傷病手当金が支給された日のことです。)

Q2:傷病手当金の支給額は、いくらになりますか?

つまり、給料の約6~7割を傷病手当金として受け取れます。

傷病手当金の支給こそ、辞める前に休職をおすすめする最大の理由です。仕事を休んでいても給料の6~7割が毎月振り込まれるんですよ?健康保険の被保険者が受けられる権利なのですから、条件に該当する場合は使わないと損です。

これが仕事を辞めた後だと、貯金の切り崩しですよね。しかも仕事ができないほど体調を崩したとなると、回復までにかなりの時間がかかります。その間も貯金は減っていきます…このパターンも経験済ですが、精神衛生上本当によろしくないです。

きちんと手続きをして、休職中に傷病手当金を受け取りましょうね。

会社が申請してくれる場合

1社目はこのパターンでした。会社が必要な書類を提出してくれたので、こちらは診断書を郵送しただけです(動くのもやっとでしたが一応添え状もつけました…自分えらすぎる)

診察の際、医師が「まだ復職は難しい」と判断したらその内容の診断書を発行してくれます。なので休職中は1ヶ月ごとに診断書を郵送することになります。あとは会社側で手続きをしてくれます。傷病手当金は自動で振り込まれてました。これは本当に助かりましたね。

自分で申請する場合

会社側が「これに書いてね」と書類を渡してくれるか、自分で健康保険傷病手当金支給申請書を印刷して記入します。といってもに書くことは多くありません。事前に提出先を確認しておくことを忘れずに。

必要事項を記入した後は医師の記入欄を埋めてもらい、診断書といっしょに提出します。

まとめ:辞める前にまず休職しよう

辞める前にまず休職しよう

病院で診察を受けた際、「1ヶ月以上の休職が必要」と医師が判断した場合は必ず診断書が発行されます。病気や症状は問いません。

医師が「今のあなたは働ける状態ではありません」と判断しているのです。治療と十分な休息が“今の”あなたには必要なのです。

例外として、就業規則に休職のことが書いていない、休職させないように色々言ってくるような会社は即辞めることをおすすめします。とはいえ、診断書があれば大抵の会社では休職することができます。

あなたの体を守れるのは、あなただけです。これまで一生懸命がんばってきたあなたの心と体を、いたわってあげてくださいね。

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