環境計量士(濃度関係)に独学で一発合格できた理由と使ってた問題集

【国家資格】環境計量士(濃度関係)に独学で一発合格した理由

スキルアップのために勉強する際、独学かスクールどちらがいいのか…と悩みますよね。私自身は資格取得の際、独学・スクールどちらも経験したことがあります。

この記事では環境計量士(国家資格)に独学で一発合格したときの話をまとめました。自分の経験から基礎が身に着いている人は独学の方がいいと思っています。

環境計量士って聞いたことない人がほとんどだと思います。こんな資格。

計量士は、計量管理を職務とする者です。計量管理とは計量法第109条において「計量器の整備、計量の正確の保持、計量の方法の改善その他適正な計量の実施を確保するために必要な措置を講ずること」と定められており、計量士は主に適正計量管理事業所※1及び計量証明事業所※2において計量管理等を行っています。また、計量管理業務のほかに、計量士は都道府県知事・特定市町村長が行う定期検査※3等を代わりに実施することができます。

計量士の主な職務

一般計量士と環境計量士があり、私が合格したのは環境計量士の濃度関係です。主に大気分析や水質分析の知識が問われますね。

ただ、私の場合実務経験が不足しており計量士登録はできていません。あくまで筆記試験に合格した…というだけです。あしからず。

ちなみに合格率は15%前後。自分が受験した頃(2014年くらい)からあまり変わってないようです。
第67回計量士国家試験(平成29年3月5日実施)の結果について (METI/経済産業省)

受験当時は医薬品の品質保証に携わっていました。毎日のように定量分析や品質試験のデータチェックをしており、問題があれば指摘するという立場。

しっかり分析の基礎を身に着けたい」と強く感じていたのが受験のきっかけでした。

色々あって今は一般事務をしていますが、当時勉強したことは無駄になっていません。受験してよかったと思っています。

使った問題集や参考書だけ知りたいよ、という方はここからどうぞ。
» 問題集を総動員してアウトプットを繰り返した

環境計量士(濃度関係)に独学で合格できた理由

環境計量士(濃度関係)に独学で一発合格できた理由


実際には環境計量士対策のスクールや通信講座はありません。なので合格者は基本的に独学ということになります。

一応当時いた会社でも勉強会や試験対策のセミナーがありました。自分は合わなくて使いませんでしたが…。

講義や講習会をまったく受けなかったので独学、としています。

独学で合格できた理由をまとめると、以下の通り。

  • 元々化学が得意
  • 大学も化学専攻
  • 研究室でHPLCやGCを使っていた

やはり、基礎が身に着いていたことが大きいですね。

ひとつずつ説明します。

化学の基礎が身に着いていた

高校生の時は理系の特進クラスでした(ギリギリ)。 センター試験の化学は85点くらい。

二次試験にも化学があったので、センター試験後も猛勉強。化学反応式を見ないで書けるようになるまでアウトプットを繰り返し、基礎問題集1冊を完全に身につけました。

大学で化学専攻、HPLCやGCを使ったことがある

進学したのは農学系の学部。やはりメインは化学の講義です。

  • 有機化学
  • 生化学
  • 物理化学
  • 各種実験

基礎だけでもこんな感じ。とにかく毎日化学に触れる。実験も化学。

出題範囲に関わる実験をすでに体験していたことも大きかったです。実際の経験があるとやはり理解も早いですね。

問題集を総動員してアウトプットを繰り返した

高校~大学レベルの化学の基礎は身に着いていたので、環境計量士対策としては復習と過去問演習に力を入れました。

解けない問題や苦手箇所は自分用の穴埋め問題を作ったりして重点的に復習。

答えを覚えるのではなく、問題文を読んで式を立て、かつ計算ミスがないレベルにまで落とし込まないとダメです。計算が苦手な人はドリルなどで補強しておくと本番で凡ミスを防げますよ。

電車通勤中に問題集を読んで頭の中で解答したり、スマホにまとめたメモを見返したりしていました。

実際に使っていた問題集はこちら。

過去問です。解説がついているので、一冊は買っておくべき。過去の計量士国家試験問題(METI/経済産業省)はここからダウンロードできるのですが、解説はついていないのがネック。

今はこれが最新版のようです。旧版を持っているのですが、解答部分が比較的丁寧でした。

法規・管理はこれで十分。「環境・一般計量士試験 よく出る法規・管理」を使っていたのですが、最新版が見つからなかったのでこちらを載せました。


おなじみの「環境計量士への近道」ですが、高校~大学レベルの化学を勉強した方は下巻だけで十分です。直近3~5年の過去問に出題されてない範囲をカバーするために使いました。辞書代わりに使うのがおすすめです。

照井俊さんの理論化学問題集には大学受験の時からお世話になってます。比較的新しいのがこちら。

文系で化学を履修していないと理論化学はすごく大変。あまり勉強していなかった、もしくは使っていた問題集を処分してしまった方におすすめです。解き方の過程がとても丁寧なのが特徴。

あとは、予備校時代のテキストや問題集、プリントを総動員して勉強。計算演習をひたすら繰り返してました。問題集の解き方はすべて頭に入れ、法規・管理は自分で穴埋め問題を作って完全に暗記。

選択肢のどこが間違っているか分かれば自信をもって答えを選ぶことができますから。

需要があれば、当時行っていた細かい勉強法や試験当日の過ごし方もまとめます。

環境計量士試験に独学で合格できたのは基礎力のおかげ

環境計量士試験に独学で合格できたのは基礎力のおかげ


高校~大学レベルの化学の基礎が身に着いてる方なら、濃度の計算や分析機器を重点的に勉強すれば問題なく合格できます。管理は常識で解ける部分もあるので、それ以外の部分から進めることをおすすめします。

極力苦手分野を作らないのもポイント。環化+環濃、法規+管理の合計点で合否が決まるからです。極端に苦手な分野があると片方で失敗したときカバーできないので。

実務のことを考えても、全分野一通り身につける方がいいですね。その上で得意分野ができればベスト!

一見遠回りですが、基礎を固めることが合格への一番の近道です。

まずは学生時代使っていた問題集を引っ張り出す、問題集を買ってみる…何かひとつでもいいので、行動してみてくださいね。