うつやら何やらに苦しんできましたが、元はと言えば休めない責任感が原因だったんですよね。早めに休むようになってから、もっと早くこうしておけばと思ったので書いておきます。
体調が悪化するまで無理しちゃダメ
そもそもこれ。
今日は休めない。どうしても終わらせないといけない仕事がある。体はすごくしんどい。でも、熱も出てないし休むわけにはいかない。
私もかつてはずっとそう思ってました。でも、今は違います。
無理を続けて休職を余儀なくされるようになって、初めて気が付きました。
無理をするよりさっさと休んで回復した方がよほど良い、ということに。
自分が逆の立場なら
人それぞれ持病や事情は違うので、ここでは疲れると風邪を引きやすいとか、そういうことに限定します。
で。休みたいけどどうしても気がひける…という時は逆に考えてみましょう。
同じ職場の人に何日も休まれるのと、半日早退や1日休んだら出社できるようになるのとどちらがいいか。
そりゃあ休みが少ないに越したことはないと思うんですよ。身も蓋もないけど…
早めに休めば回復も速いです。その辺実際にやるようになってから痛感してますもん。
休みにくい根本の原因は何か
それくらいわかってるけど休むわけにいかない、そもそも休めない。そういう事情は会社と人の数だけあると思います。
そんな時は思いつく限りのことを書き出して、原因を潰していくに限ります。色んなことがこんがらがってたりするからね。
例えば、
- 仕事量の割に人が少ない
- パワハラ上司に休む連絡をしたくない
- ストレス過多(うつの初期症状が出ている)
とか。
職場環境が悪く改善も見込めないなら、転職を視野に入れる必要があるし。
がんばり過ぎたり、過剰に自分を責めたりするのはうつの可能性も。それなら診察を受けて治療しないと解決しない。
思い当たるフシがある人は早いうちに、ぜひ専門医へ。そのために会社を休むことは、私が許そう。上司が許さなくても、私が許す。
ここで「精神科へいく」といって、よけいな誤解を招きたくないという人は、「お腹が痛い」でも「めまいがする」でもいいではないか。嘘をついて会社を休むことも、私が許可しよう。
職場ストレスを消す知恵 斎藤茂太
昔買った本に書いてあった言葉です。当時はこの言葉に救われました。
また、精神科・心療内科の専門医検索へのリンクはこの記事にあります。
とにかくですね。
休めない。休んじゃいけない。休むわけにはいかない。
どうしてそう思ってしまうのか、その原因を知るだけでも心持ちが違います。
もちろん原因がわかったら対策を取らないと意味がありませんが…私が言いたいのは、自分の健康より優先すべきことはあまりないということ。
少なくとも仕事ではないはず。
規則正しく健康的な生活を送っていても、病気になることは普通にあります。それなら。無理して体壊すまで頑張ることないと思うんですよね。
健康は本当に何物にも代えがたいですから。
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