派遣は意外と悪くない~大切なのは目的を持って働くこと~

派遣は意外と悪くない~大切なのは目的を持って働くこと~

突然ですが、質問です。

「派遣社員」という言葉を聞いてどういうイメージを持ちますか?

正直。私はあまりいい印象を持っていませんでした。

仕事ができる人はいるけど、限られた人。それ以外は正社員になりたくてもなれなかった人が一時的になるものかなぁ…と、漠然とネガティブなイメージを持っていました。

ですが実際に自分が派遣社員として働くことになって。

それがどれだけ間違っていたか、身をもって知ることとなります。

もちろん派遣会社との相性、働きやすい派遣先かどうかでも大きく変わります。それでも、派遣として働くメリットは思っていたよりずっと大きくて。自分がどれだけ狭い範囲で物を見ていたか反省しました。

そこでこの記事では、「派遣も意外と悪くないよ」ということをお伝えしていきます。

「派遣社員」は思っていたほど悪くない

「派遣社員」は思っていたほど悪くない

まずは私が派遣社員になった経緯を簡単にご説明します。

①新卒でパワハラ受けてうつ病と喘息発症
②休職、退職して治療に専念
③短期でパートを始める
④またパワハラを受けて体調を崩す
⑤辞めて別の職場を探すことに

ざっとこんな感じです。ちなみに優しい言葉をかけてくれた人がいたので、パワハラを乗り越えられました。
» パワハラに苦しんでいた私を救ってくれた言葉~心が軽くなりました~

それに加えて子どもの頃から体が弱く、人より体力がない。今の状態で正社員として働くのは無理。かといって、フルタイムで働けないというわけでもない。

じゃあ、間をとって派遣として働いてみるか!

こんな感じでした。

といっても。
派遣社員として働くことへの抵抗がどうしても拭えませんでした。

派遣として働くデメリット

私以外にも、「派遣」という言葉にネガティブなイメージを持っている人は少なくないと思うんですよ。どうしても悪いニュースをよく聞くし、不安になりますよね。

実際デメリットがあるのも事実で。

  • ボーナスや交通費は出ない
  • スキルが身につきにくい
  • 同じ職場にいられるのは最大3年

このあたりのデメリットは、どの派遣会社を選んでも大差はないです。こればかりは避けられません。

ただ、これらデメリットはいずれも対策をとることが可能なんです。

派遣の大きなメリット

デメリット対策の前に、わかりやすく比較するために派遣のメリットもお伝えします。意外と馬鹿にできません。

  • 基本定時で帰れる
  • 残業や休日出勤は時給割増
  • 社会保険が受けられる
  • 大手企業に入りやすい
  • 派遣会社が間に入るので楽

基本定時で帰れる

マジで帰れます。
派遣先としても、急ぐ仕事がないのに残業してほしいとは思わないんですよね。お給料余分に払うことになるから。

なので定時にしっかり帰ることは歓迎されます。むしろ「明日で大丈夫だから帰っていいよ」と言われることも。

逆に、少しでもお金を稼ぎたいなら残業多目の派遣先を選べばよし、です。

いずれにせよ、基本定時で帰れるのは本当に大きいです。とっても楽。

残業や休日出勤は時給割増

ごく一部の悪質な企業だと…正社員でもきちんと対応されていない場合がありますよね。

派遣だと法律で定められているので、きちんと「残業時は時給の〇%割り増し」など就業規則に書いてあります。必ず確認しておきましょう。

急な残業や休日出勤は、きちんと割増後の時給で計算されます。むしろやる気が出るくらい。

社会保険が受けられる

例えばこちらをご覧ください。福利厚生・社会保険 | 派遣・人材派遣のテンプスタッフ

結構ちゃんとしてるんですよ。
有給はもちろん、社会保険(雇用保険・健康保険・厚生年金保険)も受けることができます。なので万が一契約を打ち切られても、失業保険は給付されます(加入期間等の条件を満たす必要があります)

健康診断も期間内に受診すれば実費ゼロ。オプション検診も割安で受けられました。
※別記事にまとめる予定

このあたりは派遣を始めるまで知らなかったので、もっとちゃんと調べておけばよかったなぁ…と思ってます。

大手企業に入りやすい

これも地味に大きいメリットで。

私は体が弱く喘息持ちということもあり、最優先事項が「駅から近い」一択でした。そして駅チカには、大手企業の支社や営業所が多いんですよね。

そういう職場での派遣求人は結構多いです。私も何度か受けましたし、今いる職場もそういう感じです(大手企業の支店)

普通に転職活動してたらまず書類で落とされるような企業です。派遣とはいえそういう場所で働ける機会はなかなかありませんからね。

大手企業はよくも悪くもシステムが整っているので、働きやすいと感じることが多いです。自分は限られた仕事しかできなくても、周りの社員さんから色々なことを吸収できますよ。

派遣会社が間に入るので楽

これも経験してはじめてわかりました。

同じ職場のベテラン派遣さんが、「一番しんどいのは契約社員だよ」と話してくれたことがあって。

契約社員は直雇用。派遣からすればうらやましく感じるのでは?と思ったら。

会社都合で契約切られたら自力で転職活動しなきゃいけないし。うちらは派遣会社が仕事紹介してくれるからそこは楽だよ

とのこと。目からうろこ。

特に会社都合で契約が切られた場合。そういう事情なら派遣会社側もかなり親切に対応してくれます。たまたま同じ部署で目のあたりにしたことがあってですね…。運が良かっただけで他人事じゃない。

また、派遣先が派遣社員にクレームや要望がある場合。これもまず派遣会社に伝わります。私たちは派遣会社から話を聞いて、その後対応します。

逆も同じです。こちらが不満に思っていることがあっても、直接派遣先に言わなくていいんですよ。

間に立ってくれる人がいる。これだけでかなり心理的な負担が減ります。私は直接交渉が苦手なのでありがたいと感じてます。

「派遣のデメリットに何も対処しない」のがよくないだけ

「派遣のデメリットに何も対処しない」のがよくないだけ

ここで、デメリットへの対処に戻ります。

交通費やボーナスが出ない
→就業実績がよければ時給交渉も可能です。スキルを身につければ時給が高い仕事を選ぶことだってできます。

スキルが身につかない
→それこそ自分次第です。職場で出来ることはたくさんあるし、勉強すべきことだっていくらでも見つかります。

3年しかいられない
→それだけ多くの職場を見ることができる。利点でもあります。多くの職場からいいものを吸収するチャンスです。

よく目にする派遣のネガティブな情報って。言葉は悪いですが「努力の方向が間違っていた」「現状維持に留まっていた」ことがほとんどです。

そしてそういう人はごく一部です。すべての派遣社員には当てはまりません。

実際にこういう派遣さんを目の当たりにしてきたから、言えます。

  • 正社員以上に仕事ができる
  • 副業をしてリスクヘッジしている
  • 余暇を利用して趣味を楽しんでいる

みなさん「派遣」という立場を最大限に活用していました。

仕事ができても、正社員が合わないから派遣をしている人もいる。

副業をして派遣切り対策をしている人もいる。

定時帰りや有休を利用して、好きなことを目いっぱい楽しんでる人もいる。

そしてそういう人は、40~50代でも仕事の紹介が絶えないようでした。

派遣という働き方にはデメリットがどうしてもあります。ですが、本当にその人の使い方次第。上手に使いこなせば恩恵はとても大きいんですよ。

派遣の立場を思い切り活用すればいい

一生派遣「だけ」で働くのは…このご時世、さすがに無理があります。

ですが、きちんと目的をもって、うまく活用すれば決して悪い働き方ではありません。

  • 正社員を目指すための手段として使う
  • スキルを磨いて希少な派遣社員を目指す
  • 派遣として働きつつ副業を育てる

こういう目標ならやるべきことも具体的になるので、動きやすくなると思います。

どれかひとつを目指してもいいし、複数の目標を達成するのもよし。

実際、自分は「派遣をしつつ副業を進める」路を選びました。

まだ微々たるものですが、長いスパンでコツコツ伸ばす予定です。» Googleアドセンス収益報告【2018年ブログ運営】

派遣という働き方を活かすかどうかは自分次第。

きちんと目的をもって働けば、派遣も意外と悪くないですよ。

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この記事を書いた人

ホシタニ